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ただの酔っぱらいにならない為の味見帳。

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神の雫イチオシのバカ売れ濃厚赤ワイン。シャトー・モンペラのルージュ2012

      2016/11/06

150713-MontPeratChateau Mont Perat 2012 Rouge
タイプ:赤-濃厚スモーキー
抜栓日:2015.07.12
生産国:フランス / France
生産地:AOC.ボルドー / AOC.Coute de Bordeaux
生産者:シャトー・モンペラ / Chateau Mont Perat
購入先:YNSトーキョー
輸入元:ワイン・ラボ
価 格:¥2,680-(税抜)
ALC:13.5%
品種名:
メルロー 80%
カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
カベルネ・フラン 10%

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いわずと知れた有名ワイン漫画「神の雫」で絶賛されて大ヒットをたたき出し、今ではそこらのスーパーですら見かけるようになったメジャーボルドーである。オーパス・ワンに勝っただとかいうハデな売り文句と、高いのか安いのかわかりづらい絶妙な価格がなんとも悩ましいが、検索するとヨイショする記事が多く散見されるので試してみたって人は多いワインなんだろう。中には飲んでもいないのにヨイショ記事をまとめてアフィリエイト貼るだけのブログもあったりで、まぁそれだけネームバリューと売れそうな印象のあるワインでもある。

実は今年になって飲むのは2回目である。前回は開けたワインがどうにも気に入らず、かといって手元に良い感じのワインもなく、仕方なく閉店間際の成城石井へ駆け込んで2010年版を3000円も出して購入したのだ。

そんな前回はなかなか美味しく飲めた事もあって、他のワインを買うついでに送料無料になる価格に調整する為に買ったのであった。今回は¥2,680−と最安値まではいかなくともまぁまぁな値段であり、ヴィンテージも前回の2010から2012となっている。

さて、このモンペラであるがラベルは正直ダサい。ボルドーっぽくないチャラい感じの縦書きに、自分でグラン・ヴァンと名乗っちゃう感じ。ボルドーワインではグラン・ヴァン(自称)が乱用され過ぎていて逆に恥ずかしさを醸し出してくる。

しかし抜栓すると中々にふくよかな樽の香りにチョコレートやカラメル、カシスリキュールのような甘い香り。ほのかにスパイスも感じる。色味も何か人工的な物が入っていそうなくらいにきれいなクリムゾンレッド。香りも見た目もしっかり美味そうである。

で、いざ飲んでみると実にヘヴィ。メルローがほぼ80%なだけあって抜栓直後は渋味や苦味が支配的でかなりワイルド。

1時間ほど置いてから再度飲むと、弱めだけれどカシスのような果実感にしっかりとした樽の香り、そしてスパイス。なんだかタバコっぽいスモーキーな苦味もあり、余韻にまた樽とチーズっぽさが出てくる。アルコールのまったりと残る感じもある。

う〜ん・・・・前回飲んだ2010の方が個人的には好みの味だったなぁ。

確かにこの値段で飲めるボルドーの中では濃厚でパワフルで赤ワイン飲んでるぜ!って感じはある。渋味もそこまでないので渋いのニガテな人でも飲めるフルボディだろうし、話題性もある。でも、ケース買いする程の魅力はないんでないかい?

とはいえ、濃厚でスモーキーでスパイシーなのが好き!って人にはコスパの良い安牌ワインというのはよくわかる。飲まず嫌いはせずに経験として1回は飲んでみても良いと思う。もう少し濃厚さをフルーティーな方に持っていってくれたならばまた買いたいと思うかもしれない。

余談だが前回の2010はアルコール度数が14.0%だったが、今回は13.5%になってた。セパージュ自体は変わっていないのだけれど、前回2010で感じたベリー感が薄まってスモーキーな方向に振れているのはちょっと残念だった。飲みきれず、半分飲んで冷蔵庫にしまったので後でまた飲んでみよう。願わくば前回のような味わいになっていて欲しいものである。

楽天では店によっては過去ヴィンテージは売り切れているが、2012は割とどこでも買える。


Amazonでも売ってる。モンペラは売れ筋商品なのか色々なインポーターが手を出していて、エノテカや成城石井なんかも自社輸入で売ってた。スーパーで見かけるのはモトックスの輸入のが多いかな。今回のは見知らぬ地方インポーターの物だったのだが、裏ラベルにリーファー輸送の表記がなかったよ。安く買えるやつはやはり何かしら訳ありの劣化リスクも抱えているという事なのだろうか。。。


その後・・・冷蔵庫で1晩を明かした6割ほど残ったボトルを飲んでみた。

かすかにあった果実味は遥か彼方へと消え失せて、タバコっぽいスモーキーさや樽香も霧散。

渋味は角が取れて丸くなったが、なんの変哲もない水で薄められたゴーストと化していた。これが良い方向に進んでいればピュアさとか言われそうだけれど、1晩たったボトルに残っていたのはまぎれもない劣化だった。

新しいヴィンテージで船便で揺られてきたからまだベストコンディションではないのかもしれないし、リーファー輸送ではなさげなのでどこかで熱を浴びたのかもしれない。そもそも、そういう特徴のヴィンテージだった可能性もある。どちらにせよ、2010と比較してちょっとハズレ感のあるモンペラであった。

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