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入手困難のラディコングラスを運良くゲット!リーデルグラスのヴィノムボルドーとの比較レビュー

      2016/11/06

160610-radikonglass2016-6家呑みワインをちゃんと楽しもうと思うならば、やはり最初にとりかかるべきはワイングラスの入手だろう。ワイングラスの違いでワインの味わいは激変する。これは一度体験してみれば雲泥の差なので、やはりそれぞれのワインのキャラクターにあったワイングラスで飲みたいものである。

とはいえ、ワイングラスって種類も豊富だし正直どれがどう良いのかサッパリわからなかったりする。一脚500円くらいからあるが、お勧めされるのは「とりあえずリーデル!」って、とりあえずビール!くらいのノリでリーデルを勧められたり。

そのリーデルも価格がまちまちで、無難なところであろうヴィノムシリーズでも一脚3000円くらいする。3000円あればワイン一本買えるじゃねーかよ!3000円のグラスなんてもしも割ったらショックで凹むわ!と思っていた飲み始めの頃から早数年。。。気づけば家の食器棚の2割くらいをワイングラスが占めるくらいになっていた。

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さて、前置きが長くなったが当サイトでは基本的にはリーデルのヴィノムシリーズのボルドー型(今はカベルネ・メルロー型と言うらしい)で飲んでレビューしている。で、今回運良く自然派の有名生産者ラディコンが特注して作っているラディコングラスを入手したので、世にあまり詳細レビューのないラディコングラスを徹底的に比較してみる事にした。まだラディコングラスを持ってないけれど検討中の人に参考になれば嬉しい。

160610-radikonglass2016-1写真の左側がラディコングラス。右側がリーデルのヴィノムボルドーである。ステムの長さはラディコンの方が長いが、トータルの背の高さはヴィノムボルドーの方が高い。テーブルの上での存在感はヴィノムの方がある感じ。

 

160610-radikonglass2016-2それぞれの寸法を色々測ってみた。まず違うのはステムの太さ。ラディコンのステム直径は5.3mmだが、リーデルは6.1mmと1mm程度の差である。が、ラディコンの方があきらかに細く感じる。たぶん重さの違いもあるのかもしれないが、ラディコンの方が軽やかで繊細な印象。50グラム程度の差なのだが、細いステムで持つワイングラスという酒器の持ち方の特性上で差を感じやすいのかもしれない。

背の高さはテーブルに座った時の目線ではリーデルの方がかなり高く感じるが、実際は2cmくらいの差である。印象としてこの2cmは結構違う。

口にあたるフチの厚みはラディコンもリーデルも0.8mm。ここら辺は強度と口あたりのバランスする寸法が0.8mmくらいなんだろう。どちらも非常に繊細な口当たりのタッチである。

160610-radikonglass2016-3次にそれぞれに水を1カップ=180cc注いでみた。一般的にワイングラスには液面の面積が一番広くなる箇所くらいまで注ぐのがベストと言われているが、ラディコンは180ccラインでちょうどくらい。リーデルはもうちょい注いでも良い感じである。だいたいボトルが720mlの事が多いので、180ccだと4杯取りになる。ラディコンの方が注ぐ量が少なめになる分、大事に飲める気がする。

160610-radikonglass2016-4これは実はグラス選びの際のかなり大きいポイントだと思うのだが、グラスを拭く際に手がきちんとワイングラスのボウルの中に入るかどうかが重要である。ラディコンもリーデルヴィノムボルドーもこの点はしっかりクリアできている。家呑みは当然ながらワイングラスを洗って拭くのもセルフサービスなので、拭きやすいかどうかでストレスが結構違う。ちなみに写真の手タレはうちの妻だが、自分でも手を入れて拭けるのでよほど手が大きい人でなければどちらも拭けると思う。

160610-radikonglass2016-5さて、色々と比較してみたが実際に飲むのに使ってみるとキャラクターがぜんぜん違う。ラディコンは軽やかで繊細、香りが溜まるような形状。グラスに鼻を近づけた瞬間にワインの持つ要素がブワっと香ってくる。対してリーデルはどっしりした重厚感があり、香りもグラスから溢れ出てくるし、空気と触れやすいのかワインのキャラクターがどんどんグラスの中でも変わっていく。

ラディコングラスはやはりビオワイン系とは相性が良い。ブルゴーニュ系のピノ・ノワールなんかとも良い感じだった。対してリーデルのヴィノムボルドーはなんといっても安定感があり、見た目通りどっしりとした味わいのメルロー主体の重厚系赤ワインなんかと相性が良い。南アフリカやチリ系の濃厚なトロピカルフルーツ香のする白ワインなんかとも合うと思う。

総じてラディコングラスの方が今の自分の好みのワインとは相性が良さそうなので、しばらくはラディコングラスで赤も白も飲む事になりそう。とはいえ、今回比較してみてリーデルもやはり高評価なワイングラスだけあって良くできているなぁ〜・・・と改めて実感した。

このグラス比較シリーズ、需要ありそうならリーデルのヴェリタスシリーズや木村硝子のサヴァなんかとも比較してみたいが、需要あるのか?まぁ、気が向いたらやってみようかな。

基本のリーデルのヴィノムボルドー。2脚セットで5000円くらい。とりあえずワイン始めるならこれ買っておけば良いと思う。

同じリーデルでもヴィノムではなくオーバーチュアになると半額になる。その分全体的に一回り小さく、当然ボウルの大きさも小さくなったりするので、正直貧弱な印象は否めない。家でじっくり飲むならヴィノムを推奨。知り合いが来て大人数で飲むならヴィノムは割ると悲しいので、オーバーチュアを出すのも良いと思う。

 

ラディコングラスはめちゃくちゃ人気らしく、通販で手に入れる事ができるサイトはほぼ皆無。なんでも今年からラディコンのワイン10本に対してラディコングラス1脚の割当制になったらしく、町の小さな酒屋さんなんかではほぼグラスは売ってもらえないと思う。

全然売っていないラディコングラスだが、店によってはラディコンのワインとのセット売りで残っているところもあったりする。ワインよりもグラスが目的というのはなんだか皮肉だが、1脚3700円くらいで手吹きのクリスタルガラスのワイングラスが買えるのはお得だろう。ワインの香りもじっくり楽しみたい、そんな家呑みにはもってこいのグラスである。良いワイングラスなのでぜひがんばって手に入れてみて欲しい。

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